美容師の手は大切な道具|爪のお手入れの重要性
美容師の手は大切な道具|爪のお手入れの重要性
我が家のまるちゃん(猫)は、
なかなか爪を切らせてくれません。
「お手入れは大切だぞー!」と捕まえて
爪のお手入れをしようとしても
嫌がって、切らせてくれないので
なかなかうまくいかず、とほほ。
さて、そんな爪のお手入れですが、
美容師として働く上で、
私もとても気をつけていることの一つです。
美容師にとっての「爪のケア」
美容師という仕事は、
お客様のお顔や頭に直接触れる機会が多い職業です。
そのため、爪が伸びすぎていたり、
角が立っていたりすると、
思わぬ怪我につながることがあります。
お客様の肌を傷つけてしまうことはもちろん、
自分自身も爪で怪我をしてしまうことも
あります、
また、カットした髪の毛が爪の間に入りやすくなり
これが地味に痛いんです、
酷くなると膿んだりすることもあるので、
油断はできません。
だからこそ、
私は 2〜3日に一度は必ず爪を整える習慣 を持っています。
- 爪が指の肉より長くならないようにする
- 角が立たないようにやすりをかける
- 深爪にならないように注意する
これらを徹底することで、
施術中のトラブルを防ぎ、
常に清潔感のある手元を保つことができます。

「苦髪楽爪」という験担ぎ
昔から「苦髪楽爪(くがみらくづめ)」
という言葉があります。
「苦労が続くと髪は伸び、楽をしていると爪が伸びる」
という意味ですが、
商売の世界では
「忙しいと髪が伸び、暇な店ほど爪を切る時間がある」
とも言われます。
美容師にとっては少し面白いですよね。
「髪を切る暇がない=忙しい証拠」ですが、
実際には“人の髪を切る”のが仕事だから、
「お客様の髪を切る忙しさ」はまさに幸せな忙しさです。
私の尊敬する叔父も商売人で、以前こう言われたことがあります。
「お店で爪を切るな。」
爪を切る時間があるのは、暇な証拠なので
たとえ忙しくしていたとしても
商売人としては験担ぎの意味も込めて、
店で爪を切ることを避けるべきだという考えです。
もちろん、美容師にとっては爪のケアは必須。
でも、
その言葉を聞いてからは
「忙しくて爪を切る暇がないくらいの方がいい」
と思うようになりました。
だから自宅でケアをします
(ただし偶発的なトラブルや
やむおえない時には別です)
美容師の手は、大切な道具
。
だからこそ、しっかりとケアをしながら、
忙しく働き続けたいですね。
私たちの仕事は指先を使う仕事です
お客様に最新の注意を向けるという意味でも
自身が安全に仕事ができるという意味でも
ケアは大切です、日々同じような
状態をキープするという意味でも大切です。
ハサミや櫛などと同じように手も道具です
日頃のお手入れを怠らないように
大切に、大切に、心を込めて。

